南信州駒ヶ根市の駒ヶ根高原スキー場では、平成24年1月20日(金)に障害者スキー体験『健常者が障害者用具を利用したスキー体験』を実施します。
その前日19日(木)に、索道関係者の研修会が実施されました。
研修内容は、障害者用スキー用具の「チェアスキー」「アウトリガー」の説明と、リフト関係者の為の乗場のサポートの仕方等です。
これが「チェアスキー」です。下に2本板が付いていますが、競技用になると1本になるそうです。
この日は、曇り模様で非常に寒かったです。
研修が始まる前に少し説明がありました。
この方が、認定障害者スキー教師の竹村さんです。
いよいよ研修スタートです。
テレビの取材もきていました。
滑る時の状態についての説明中です。
次はリフトに乗せる時の研修です。
はじめは、リフト関係者がチェアスキーに乗り、リフトに乗せる練習です。
初めてチェアスキーをリフトに乗せるという作業なので失敗してしまいました。
でもさすがプロです。次からはスムーズでした。
一度上まで登ってみるということで、我々は下で滑ってくるのをスタンバイしていました。
下に降りてきて、最終的な説明がありました。
続いて、報道関係者の体験となります。
滑ってくるまで時間があったので景色を撮影しました。
お疲れ様です。
楽しそうです。
続いては女性の体験です。
現在、長野県内には、認定障害者スキー教師が在籍しているスキー場は、志賀高原・菅平高原・エコーバレーそして駒ヶ根高原スキー場の4ヶ所があります。
竹村さんは、障害者でもスキーが楽しめるということをより多くの方に知ってもらいたいという思いでこの研修を実施されました。
また、障害者の為のスキーではありますが、同伴される健常者の方の理解もとても大事というお話もありました。
最後に体験させてもらう機会があり、リフトに乗って上から滑ってみました。
竹村さんにお任せで滑っていましたが、どうしても身体を使ってバランスをとってしまいます。子供の頃のソリを思い出しました。途中から自分で方向を決めて滑ることになりましたが、なかなかコツが掴めません・・・。アウトリガーを足のように使うというアドバイスを頂き、なんとか滑ってくることができました。
実際に滑ってみて本当に「楽しい」と思いました。これなら障害があってもスキーを楽しめるということが下で説明を受けていた時以上に伝わりました。ぜひ皆さんも南信州の駒ヶ根高原スキー場を訪れてみてはいかがでしょうか?
(用具等の準備の為、事前連絡が必要となります。TEL:0265-83-4000)
以上、駒ヶ根高原スキー場 チェアスキー体験でした。
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