平成23年6月19日(日)上伊那郡飯島町にて、飯島町ポンプ操法大会・救護技術大会及びラッパ吹奏発表会が行われました。
以前練習風景をお伝えしましたが、消防団員の皆さんは、大会当日にその成果を発揮するために、職場や家族の理解を得ながら早朝や夜間に厳しい練習をおこなってきました。大変おつかれさまでした。
この日は早朝から集合して会場の準備をして、開会式前には出場チームの順番を決める選考会が行われました。午前7:00に開会式が始まり、町長や団長の挨拶とともに選手宣誓がおこなわれ、いよいよ大会が始まりました。
大会の日程は、救護、小型ポンプ操法、ポンプ車操法という順番で、最後にラッパ隊によるラッパ吹奏発表会が行われました。飯島町は全部で5つの分団から構成されていて、それぞれの分団がその技術を競い合いました。
初めに救護技術の部です。
選手3名による救急法を行い、傷病者2名を想定してAEDによる蘇生技術と包帯技術を競い合いました。
大会の始まりの緊張感の中でしたが、各選手の皆さんは落ち着いた救急措置をされていました。
次に小型ポンプ操法の部です。
設置された防火水槽から、給水し、火災現場を意識した火点(かてん)と呼ばれる的にめがけて放水し、撤収するまでの一連の手順を演じます。防火水槽・火点の位置、台詞、動きがあらかじめ決められていて、ポンプ・ホースなどの操作を速く正確に行うとともに、動きの綺麗さを競います。採点は各個動作の正確さ及び火点の的が倒れるまでのタイムなどが減点法で採点されます。
この頃には一般の見学者も増えてきて、会場の雰囲気にも慣れてきた感覚でしたが、選手の皆さんは自信に満ちた顔で大会に臨んでいて頼もしさも感じることができました。
続いてポンプ車操法の部です。
操法は小型ポンプと同じですが、こちらは火点が2つあってその2つの的が倒れるまでのタイムなどが減点法で採点されます。
選手は小型ポンプの倍走るので大変ですが日頃の練習の賜物でしょうか機敏な動きが最後まで衰えることなく素晴らしい操法でした。
最後にラッパ隊によるラッパ吹奏発表会が行われました。
平成23年7月3日(日)に行われる「第28回上伊那消防ラッパ吹奏大会」に出場する飯島町選抜メンバーによる発表会です。
以上で大会の日程とその様子ですが、上伊那地域の消防団は、平成23年7月3日(日)に行われる「第53回上伊那郡消防ポンプ操法大会」に各市町村の代表として出場します。飯島町は順番で出場していて、今年はポンプ車が第一分団で小型ポンプ車が第三分団が出場されます。ラッパ隊は前記で記載したように選抜メンバーで出場されます。
今回の町の大会にて発揮された技術をさらに2週間の練習で高めていただき、上伊那郡大会には良い結果が得られるよう応援したいと思います。また、長野県大会には南信州の市町村が優勝されることも応援したいと思います。
頑張れ!南信州の消防団!!
― 飯島町ポンプ操法大会・救護技術大会及びラッパ吹奏発表会の各部門成績 ―
◆救護部門
優 勝:第3分団
準優勝:第5分団
第3位:第2分団
◆小型ポンプ操法の部
優 勝:第3分団第2部
準優勝:第5分団第2部
第3位:第1分団第2部
◆ポンプ車操法の部
優 勝:第2分団第1部
準優勝:第1分団第1部
第3位:第5分団第1部
異常なしです。
記載ご苦労様です。
3連覇はありですか?
ちょんばんいん'10さんコメントありがとうございます。
僅差だったようですね。
3連覇期待しています。