~しめ縄づくり体験教室~前編の「おやす」づくりに続いては、少しボリュームのあるしめ縄に挑戦しました。
前編で作った「おやす」は藁を編む感じで作っていきましたが今度のしめ縄は藁を手のひらですり合わせるようにして作っていきます。「縄をなう」です。
いすに腰掛けて、片方を足でおさえ、もう一方を「なっ」ていきます。
こつをつかむまで皆さん苦労されている様子でした、、、
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縄をなってみました。
下が講師の高橋さんが作られたしめ縄です。手をすり合わせ縄をなう方向も「左なわ」「右なわ」とありました。これは「左なわ」です。
2本の束で作っていく場合は「右なわ」、3本で束で作っていく場合は「左なわ」のほうが体裁が整うそうです。
終了後、おやきと野沢菜の漬物をみなさんでいただきました。
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稲を刈った後、藁は風通しのよい場所でしっかり乾かしておいてからつくると、毛羽立たずきれいにできるそうです。
高橋さんに話を聞いていると、「ちょっとこっちきてみ~」・・・
案内された先はキッチンガーデンたぎりの休憩スペース、そこには大きな瓢箪がふたつありました。
聞くと高橋さんがつくったそうで、表面には「みんなでうまくやらめえか」の文字、高橋さんの好きな言葉だそうです。
この言葉を思い浮かべながら高橋さんと話していると、自然と仲間が集まりなにか楽しいことをしている、そんな情景が浮かんできます。 「みんなでうまくやらめえか」・・・なんともあたたかい言葉ですね。
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しめ縄づくりを通し交流がうまれ、何とも温かな気持ちになったプログラムでした。
信州いいなか里山泊覧会 「イーラ」 ~しめ縄づくり体験教室~ の様子でした。
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