案内人の「桃沢匤行さん」による町名の由来となった飯島氏発祥の地である上伊那郡飯島町本郷地区の西岸寺や飯島城跡、飯島氏墓所などを巡り、飯島のルーツを探るプログラムです。
15名程の参加者が集まり、最近の寒さが嘘のような陽気の中歴史探訪が始まりました。
最初は西岸寺の中に入り、西岸寺の由来や文化財の紹介、そして外に出て境内の建物のお話しがありました。
山門、鐘楼、弁天堂、紫金水、伊那三女ゆかりの桜そして昔の参道等詳しい説明がありました。
途中、蛇の皮がありました。
弁財天が祀られていて、その化身が白い蛇というお話しがあったので、その偶然に思わず撮影してしまいました。
飯島氏の墓所に移動すると地元の人でもここにある事を知らなかった方々は一堂に驚いていました。
続いては飯島城跡です。
飯島城の歴史は古く、平安時代にもさかのぼります。
その為現在はその面影はほとんど残っておらず、わずかに堀の形がわかる程でした。
用意された地図を資料に堀や登城跡等を巡りました。
最後に飯島城本城跡に行き、さらにその端まで歩き、わずかに想像できる飯島城の全容を皆さんと一緒に巡ることができました。
普段地図等でなんとなくここにあると思っていた史跡などはなかなか足をのばして行くといった事ができません。
今回のプログラムではそういった貴重な体験ができ、また新たな発見があったと思います。
そしてその体験等をさらに若い世代につなげていって欲しいとも思いました。
信州いいなか里山泊覧会 「イーラ」 ~飯島歴史散歩~ の様子でした。
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