喜久水様のレポートの続きです。
原料処理は次に蒸す工程に入ります。
すごい水蒸気が出ている機械のところに案内されて、出来上がっていた芋を味見させていただきました。
やはり以前紹介したように「紅あずま」とは甘みが違いますが、焼き芋よりは甘いのでその違いには驚きました。
次に案内されたのは日本酒の麹(こうじ)を作っている部屋でした。
ここは温度管理がしっかりとされていて、温度と湿度合わせて機械管理が徹底されていました。
写真を撮ろうと試みたのですが湿度が高くて撮れませんでした・・・残念です。
続いては蒸留の一歩前段階になる「発酵」がされているタンクがいくつも並んだ場所です。
タンクひとつひとつが発酵されている時間が違うということで、色も匂いも違いました。
高台に案内されたので、そこから中身を見ると・・・ひとつ色が違いすぎるのを発見しました!
原料を聞くと「紫芋」という事でしたが、色はピンクなので驚きました。
下澤さんもこのままの色で仕上がるとおもしろいとおっしゃられていました。
次はいよいよ蒸留の工程です。
ちょうど焼芋焼酎が蒸留されているという事で詳しくお話をお聞きしました。
減圧蒸留と呼ばれる手法で蒸留しているのですが、その減圧の状態によって香りが決まるとおっしゃられていました。
さらに焼芋焼酎は初めて造るという事で、あの香りが消えないようにと常に調整されているご様子でした。
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