焼芋焼酎プロジェクト始動

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先日、広小路にある多門という飲み屋で偶然池上酒店社長池上明さんにお会いしました。その時の池上さんの「今やりたい事がある」という熱い言葉に真剣に耳を傾け、取材させていただくことになりました。

取材という形で、5月21日(金)に飯田養護学校さんにお伺いしたわけですが、到着してみるとなんと会議に参加するという事になっており、我々は非常に戸惑いました。到着してすぐに、自己紹介の場を頂きましたので、皆様にこれまでの経緯等を説明し、取材を進めていくことができました。

 

会議内容について掲載したいと思いますが、後日池上さんを訪ねてこれまでの経緯を伺うことができましたので、先にそちらからご紹介させていただきます。

飯田養護学校の嶋崎さんと池上さんは先輩後輩の仲でして、以前から嶋崎さんから養護施設においてサツマイモの栽培は行われており、焼芋作成も同時に行われていましたが、大小さまざまな形の収穫があり、全てのイモを焼芋にはできないという話がありました。そこで、全国に2、3社しかない焼芋焼酎をぜひ長野県初の焼芋焼酎として販売するという池上さんの提案からこのプロジェクトは生まれたというお話をお聞きしました。

そして、長野県知事からも特別教育課を通して協力して下さるという言葉をいただき、長野小売酒販組合が小売元となりました。

取材の中で、売り上げの数%を養護施設等へ寄付という形になり、養護学校を卒業した生徒の為にもなるというこのプロジェクトについて語られる池上さんは「初めての事で不安はあるが、この事業から色々な広がりが生まれれば」ともおっしゃられていました。

会議内容ですが、
1、本年度の参加法人と栽培面積について
2、うね作り、苗植えの実際について
3、機械の利用希望について
4、焼酎の販売について
以上の4項目に分かれて話し合いが進みました。

本年度参加法人は『あゆみ園様』、『夢のつばさ様』、『こぶし園様』、『アンサンブル伊那様』、『伊那養護学校様』、『飯田養護学校様』の6法人になります。

栽培面積は全体で51aで7.5tを予定しており、各法人で合わせた面積になっています。

畝作り、苗植えの実際についてですが、これは初めて行う方もいらっしゃって熱心に質問をされていました。マルチの規格サイズから土の細かさ、そして苗の取り扱い方までとにかく熱心に話し合われていました。

機械の利用希望についても同じく、熱心に質問をされていました。

焼酎の販売は、上伊那、下伊那地方事務所、長野県小売酒販組合が中心となって販売されるそうで、販売先等についても話し合われました。

会の最後になりますと、植え付け予定日や寄付についても話し合いが行われました。

栽培から販売までの間は多くの方の手で行われるのは想像できます。その関係されている皆様方のご苦労や達成感等をn-mapでは随時更新していきたいと思っています。

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