We Love ソースカツ丼　22食目　～玉龍飯店～

駒ヶ根駅付近のアーケードを歩き、屋根がなくなってからすこし行った所にある「玉龍飯店」のソースカツ丼です。

このお店も多くの方がWeb上でレポートしているお店です。「濃い味」「好き嫌いが分かれる」などのレポートを見て敬遠していましたが、「We Love ソースカツ丼」をやっているので、自分で食べて判断してみたいと思います。

　赤色が印象的な店内に入り、TVの前のカウンター席に座り「ソースカツ丼」を注文しました。注文時にお客様は自分を含めて5人いました。他のレポートでは、接客についてあまり良くないことが書かれているのを度々目にしますが、私の印象では不快ことは一切なく、普通に親切なオヤジさんとおかみさんといった感じです。

厨房は大きなガラス張りで、カウンター越しにオヤジさんの調理する姿を見ながら待ちました。丸い丼に合わせたような形にカットされたロース肉に、衣を付けてあげていました。カウンター越しに見えるカツは、座布団のような感じで、少しディープに揚げられた感じがします。それをカットして、ソースの入ったボールに入れ、滴るソースと一緒に丼に盛られます。それがそのまま私のところに運ばれてきました。ここまで大体10分ちょっとです。

目の前に運ばれたソースカツ丼は、伊那谷で良く見かける蓋がちゃんとしまっていないものです。蓋を開けると、しっかりと盛られたキャベツ、丼のすみに置かれたカツを枕にして、立体的に肉の厚さを主張するようにカツが置かれています。

肝心の味ですが、平均で2Cm程度の厚さのあるロース肉に、酸味を残した薄めのソースが滲みていて、揚げ具合も気になることがなく、とても食べやすい味です。ラードを使用した揚げ物に共通した風味がありますが、それは好き嫌いが分かれるほどクセのあるものではないと感じました。多めのキャベツが全体的に食べやすさを感じさせます。ボリュームも途中で食べるのが嫌になるようなものではなく「肉をガッツリ食って満足」といった感じのものでした。その日のコンディションもありますが、わりとすんなり完食です。

玉龍飯店のソースカツ丼を体験してからの感想は、「大勢の方にレポートされているのがうなずけるな～」といったものです。感じ方は人それぞれなので色々ありますが、口コミなどで大勢の方が玉龍飯店のソースカツ丼を味わっているのに、疑問を感じることはありません。もし観光で来た人に「玉龍飯店のソースカツ丼を食べようと思うんだけど・・・」と聞かれたら、「いいですね～」と言うと思います。

普通に伊那谷らしいソースカツ丼が楽しめる「玉龍飯店」のソースカツ丼でした。

価格　1,000円
場所　駒ヶ根市中央26-11

ボリューム　：★★★★
ソース　　　：酸味を残した薄めでサラサラ
カツ　　　　：厚めで丼に合わせた形のロースカツ