「駒ヶ根、ソースカツ丼」といったキーワードで、1番か2番目に出てくると思われる有名店「ガロ」のソースカツ丼です。
インターネットでもよく見かけるし、個人的には伊那谷のソースカツ丼ではビッグネームと思いチェックしていましたが、今まで機会がなく今回が初めての来店です。やはりというか当然というか、月曜日のAM11:50頃入店しましたが、ボックス席には空きがなく、カウンターが空いているといった状態でとてもにぎわっていました。
カウンター席に通されメニュー開くとソースカツ丼の横に「※ヒレ肉280g※」とありました。食べる前から「凄い量」ということが解ります。店員さんに「ソースカツ丼」を注文しました。混み具合から「結構待つかな・・・」と考えながら、回りの様子をうかがって過ごしました。
思ったよりもはやく20分程で運ばれてきました。伊那谷でよく見かける蓋が閉まりきらないものではありますが、ガロは「そびえ立つカツに蓋が寄りかかっている」といった感じです。「そびえ立つカツ」といった表現も普通ではありませんが、ガロの盛り付けはカツがそびえ立っているのです。蓋にカツを2切れ移動させてからいただきました。
肝心の味ですが、一切れ約70グラム(全部で4切れあります)のヒレカツの衣に、ソースがしっかりとしみ込んでいます。一口食べると、ヒレ特有の脂身のない1~1.5cm程度の厚さで、柔らかい肉の繊維のかたまりと、甘めのソースとの相性はとても食べやすいものです。細く言うと、ソースはウスターソースに醤油ベースの出汁を割ったものではなく、ウスターソースを薄めて、甘さを追加させることで、食べやすくしたと思われるもので、ソースの印象が強くて、薄口で甘口といった感じです。2切れ食べた辺りで普通に満足しましたが、持ち帰り用に用意されたパックを使うのは、地球に良くないし、男っぽくないと思ったので、ペースを落としつつもどうにか完食しました。ヒレカツであったからだと思いますが、肉汁や旨味がロースに比べて少なく感じましたが、胃が満たされてきても意外とダメージを感じることなく食べきることができました。
ガロのソースカツ丼を説明すると、盛り付けによる見た目の楽しさ、カツが280gというボリューム、食べやすいソースの味、そしてカツはヒレ肉を使用、といった感じです。その一つ一つが他の店と比べて飛びぬけているとは思いませんが、そのどれもが及第点なので、食べた人はついつい人に薦めてしまうのだと思います。そんなところにガロの人気の秘密があると、勝手に考えています。
意外と女性とお年寄りのお客様が多い「ガロ」のソースカツ丼でした。
価格 1,260円
場所 駒ヶ根市赤穂759-336
ボリューム :★★★★☆
ソース :ソースらしくて薄口で甘口
カツ :約70gのヒレカツ4枚
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