伊那市春日公園下の交差点近くにある「志ぶ柿」のソースカツ丼です。
ネットで「志ぶ柿」のソースカツ丼は、ソースカツ丼以外の小鉢が充実しているとの情報を見かけたので、伊那に出かける用事を作り来店です。
夜の居酒屋が主体といった感じの店内の、でかいテーブルのお座敷席に一人で座りました。お茶が運ばれてくるのと同時にソースカツ丼を注文しました。外はあいにくの雨で、他にお客様は居ませんでしたが、配達のオーダーをこなしているようでした。
10分ほどしてソースカツ丼が運ばれてきました。蓋はありませんでしたが、お盆の上には全部で5つの食べ物が並んでいました。ソースカツ丼、お味噌汁、漬物と、ここまでは普通の付け合せですが、その他に煮物、サラダとあったので800円でこれは食べる前から得した気分です。
先ずお味噌汁を一口、と思いお味噌汁を手に取ると、具の野菜の量にびっくりです。ねぎ、にんじん、ジャガイモなどが入っていますが、カレーに入っているようなサイズのジャガイモがゴロゴロ入っていました。汁物を飲むと言うよりは、野菜の煮物を食べているような感じですが、良い感じのお味です。
お味噌汁にびっくりした後、ようやくソースカツ丼です。丼の中にびっしりとカツが敷き詰められています。一番はしのカツを一口食べました。色は濃い目でソースがしっかりとかかっていますが、割と甘めで食べやすい味付けです。カツは1~1.5cm程度の厚さのロース肉で、固めの衣が歯ごたえを感じさせるものです。一口食べた後丼を見ると、先ほどカツを取った下にも2切れカツが隠れていました。ご飯もしっかりと入っていて、見た目よりボリュームがあるようです。
ガツガツと2~3切れカツを食った後、マカロニサラダを食べました。いたって普通のお味です。次はその横にあるよ~く色の染みた大根を一口いただきました。これはよ~く味がしみたブリ大根の大根でした。ソースカツ丼と意外と合うな~、なんて思いながら食べました。食べている途中から満腹感がやって来ましたが一生懸命完食です。
カツ丼自体のボリュームでいくと限りなく「★★★★」に近い「★★★☆」ですが、味噌汁や煮物も含めたボリュームは「★★★★」です。
食後最初に頭に思い浮かんだのは「お味噌汁」でその次に「大根の煮物」そして「ソースカツ丼」でした。ソースカツ丼ばかり食べているからかも知れませんが、ソースカツ丼よりお味噌汁や大根の煮物が今回は印象に残りました。主役のソースカツ丼以外の食べ物の個性で、他店との差別化を図るのも大有りだと思いました。800円というお得なプライスで定食感覚のソースカツ丼がいただける「志ぶ柿」のソースカツ丼でした。
価格 800円
場所 伊那市伊那5050
ボリューム :★★★★
ソース :割と甘めでソースの酸味が少なめ量はまあまあ
カツ :衣が固めのロースカツ
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