質問1.新築やリフォームの注文、または注文を希望されるお客様の年代は?
30代~50代です。
質問2.新築希望の方で、いくらぐらいの予算の方が多いですか?
新築を希望される方では、1千万~1千8百万円ぐらいが多いです。
質問3.作り手として好みの住宅を教えてください。
科学的な物質はなるべく使用しないで作った住宅。
地元の材(木、土)で作った住宅。
質問4.新築やリフォームを検討されている方に、プロの視点からコツを教えてください。
工房わいまつを利用してくださるお客様は、セルフビルドを希望されることが多いです。そういった状況からの回答になりますが、机上ではなく現場で話し合ってアイディアを出すのが大切です。
実際に暮らす人の生活スタイルを正確に、そして正直に伝えることだと思います。
質問5.新築やリフォームを検討されている方に、貴社に依頼するメリットを教えてください。
セルフビルドができます。
自分が暮らす家を、大工やその他の職人と一緒に建てることができます。こういった場合、その人の能力に応じて作業を決定します。
その他
地元の山にある木を切り出し、その材料を使って家を建てるということは、地元の山に人の手がちゃんと入っていることになります。こういったことで地元の山、自然が再生されていくと思います。地元の材を使うということは、地元の自然を大切にすることだと考えています。
矮松さんに取材のお願いをしたとき「泰阜に良い現場があるんだよね~、そこに来てよ!」との返事に「もう少し近くの現場はないですか?」なんて言い返すと「泰阜1時間で行けるし、本当に良い現場だから・・・」と、こんな調子で泰阜村の現場に行くことになりました。
泰阜村の現場に行き最初に目に飛び込んできたのは、竹が丁寧に交差されるように組まれた壁です。「土壁の家ですか?」と聞くと「そう」とのこと。お施主様が、なるべく木や土だけで家を作ることを希望されている、と言ってました。良く見ると玄関や窓枠も木でできていて、金属は釘くらいしか見当たりませんでした。
しばらくすると軽トラックに乗った人がやってきました。別の職人さんかと思っていたら、「お施主様です」と紹介してくれました。ご主人と奥様の2人で竹小舞と呼ばれる、土壁の下地を作る作業を行っていました。職人に見えてしょうがないお施主様に、自分で作業に参加することを聞いてみると、「作業をした分だけ、これから建つ自分の家に愛着がわいて来ます」と言ってました。
TVでは工事費用を削減するために、家作りを手伝うのを見たことがありますが、それはあくまでお手伝いをしているといった感じですが、泰阜村の「工房わいまつ」の現場では、お施主様が職人のように家を建てていました。こういったセルフビルドの現場は、初めて見たのでちょっとびっくりしました。
自分が住む家を職人と一緒に作りたい場合、工房わいまつに電話すればいいんだと、妙に納得してしまいました。
マイホームへの道 その11「工房わいまつ」でした。
ご協力ありがとうございました。
工房わいまつ
矮松 真人
〒399-3801
長野県上伊那郡中川村大草3179-2
Tel・Fax 0265-88-2798
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