中川村にある「studio prepa」に行ってきました。駒ケ根方面から153号線を車で走り中川村の坂戸橋を左に見ながら少し進むと、右手に竹の上バス停があるT字路があります。そこを左に曲がって坂を上りきってしばらく進むと左側にポツンとしたガレージのような建物があります。そこが「studio prepa」です。中に入るとニコニコした笑顔でstudio prepaの代表平勝久さんが迎えてくれました。その奥では瑞穂夫人が釜に向かって作業をしていました。簡単に挨拶を終え、しばらく作業を見学しました。
作業を見学しながら色々な説明を受けました。まず一番びっくりしたのは、この工房にあるガラスを造るための装置は、売っていないので自作したという話です。辺りを見渡すと、確かに建設現場で働く職人さんが持っていそうな工具がありました。吹きガラスの食器を作るために、装置の電気配線や溶接までするとは考えてもいませんでした。
平さんに会う前、私が聞いたstudio prepaの噂は「売れっ子作家らしいよ」「洒落た感じのアーティスト」といった常人から少し離れたところにいる人、といったものでした。実際に会ってみると、ニコニコしていて気さくでお話好きな人でした。正直に会う前に持っていたイメージを話したら、「私たちはアーティストじゃなくて食器職人ですよ」とか「2人でやってる食器メーカー」なんて笑いながら言ってました。studio prepaさんが提供する食器は、普通の人でも少し背伸びすれば買える、3,000円位のものだと言ってました。
お2人とのお話して感じたことは「これから伊那谷で頑張ってガラス食器を造って行こう」みたいな前向きな姿勢が感じ取れました。また、お2人のガラスの話をうかがっていて、一番多く聞こえてきた単語は「食器」です。そんなところにはっきりとした意思と主張が感じられました。
中川村に新しくできた、暇なときにちょっと立ち寄りたくなるような、なかなかフレンドリーなガラス工房「studio prepa」の紹介でした。
studio prepa 吹きガラス講座のご案内
各曜日、定員が集まり次第(最低2名)スタートします。
吹きガラスとは、やわらかく水あめ状に熔けたガラスを金属のパイプに巻き取り、そこに息を吹き込んで成型していく技法です。週一回、楽しく学んでいただけます。
主に、器を製作していきます。
初心者から経験者まで、上達に応じて、丁寧に指導します。
また、毎週講座に通えない方や、気軽に器を作って見たいという方のために、体験講座もあります。
期間 2月中旬~4月中旬(3ヶ月、全10回)、2時間15分
毎週水曜日 09:45~12:00
毎週金曜日 18:15~20:30
毎週土曜日 09:45~12:00
店員 4名(1講座あたり)
費用 入会金はありません
受講料¥52,500 ※全10回の費用です。
体験講座¥4,200
1.服装は、長袖、長ズボン、動きやすい靴でお越しください。飲み物もお持ちください。
2.制作するものによって異なりますが、1講座2つ~3つくらい制作できます。
3.原則として、講座の振替はできません。
お問合せ お申し込み
ガラス工房 studio prepa(スタジオ プレパ)
代表 平 勝久
tel/fax 0265-88-4228
mail studio@prepa.jp
上伊那郡中川村片桐5902
URL http://www.prepa.jp'/
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