We Love ソースカツ丼　～ソースカツ丼を考える　①～

今回は「ソースカツ丼の良いところ」をあげてみようと思います。

※これはもの凄く個人的な意見です。

「ストレートな名前」
ソースカツ丼・・・、とても解りやすいネーミングです。読んで字のごとく、ソース味のとんかつがご飯の上にのっている丼です。その名前からとても想像しやすい食べ物です。とんかつを定食で注文すると、ほとんどがソース味になります。カツ丼と言えば、普通は出汁の利いた卵とじのものです。同じとんかつの代表的なメニューなのに、この味の差は凄いものがあります。とんかつをソース味の丼にするという、盲点を付いたような存在自体えらいのですが、そのまま「ソースカツ丼」と命名されたことがナイスです。解りやすく、インパクトがあるのに、レギュラーメニュー（全国的にはカツ丼がレギュラーだと思います）の名前ではないところがニクイです。

「肉を食べる満足感」
なんといっても、でかい肉に喰らい付く快感は最高です。個人的には、厚みのあるカツを大口で「ガブリ！」と行ったときの満足感は、ハンバーグや焼肉、ステーキよりも上です。肉をもったいぶらずに食べると、脳に得体のしれない何かが分泌され、なんともいえない満足感を得ることができます。

肉を食べるというのはとても魅力的です。

「ボリューム」
他のメニューに比べて、ハイカロリーで料理としてもボリュームのあるものですが、伊那谷のソースカツ丼の多くはボリュームを売りにしています。「丼の蓋が閉まらない」「蓋に肉をのせないと食べにくい」「肉の厚さが何cm以上」「カツが多くて米が見えない」などなど・・・、色々な言葉でそのボリュームが形容されます。「志をじ」や「ガロ」のソースカツ丼は、そのボリュームを体験すると、誰かに話したくなります。外食では味以外に、お店の雰囲気やボリューム、サービスなんかも重要なポイントになるので、ボリュームがあるというのはそれだけで高ポイントです。注文したソースカツ丼を見た瞬間に、満足感を与えるそのボリュームが、ソースカツ丼の一つのポイントです。

「適度にジャンク」
ハンバーガー、スナック菓子、フライド○○○など、ジャンクフードと呼ばれるものは、なんだかんだと言っても人気があります。これらの食べものは健康に良くないと言われますが、健康をあえて無視して、万人に好まれるものに仕上がっています。

そうです、ジャンクフードは美味いのです！

ソースカツ丼も同様です。ボリューム満点のカツ、刺激的なソース味など、メタボや高血圧の敵となる要素が詰まっています。しかし、ソースカツ丼はちゃんとした食事としてのイメージが強いため、スナック菓子やハンバーガーなどのファーストフードを食べるより、イメージは悪くありません。

このためジャンクフードではなく、「適度にジャンク」と言えるところが偉いのです。

「お得感」
「この値段でこのボリュームは大満足です！」なんてコメントをよく聞きます。個人的にはお昼ごはんにソースカツ丼を食べるとき、1,000円前後の出費はイタイのですが、そのお店の他のメニューと比較すると、多くのお店でソースカツ丼が「この店のサービスメニューなのではないか・・・」、と思うことが多いです。きっと伊那谷でソースカツ丼を提供している飲食店の多くは、他店と比較されやすいソースカツ丼を、サービス商品として提供してくれていると思われます。

本当にありがたいです。

「どの店で食べてもあまり不味い物にあたらない」
ご飯、千切りキャベツ、カツ、ソース、「ソースカツ丼」の名前で注文した人が不味いと思う要素はどこにもありません。あるとしたら、「味が濃い方が好み」「肉は厚いほうが良い」「ソースはサラサラが好み」といった感じでしょうか。カツが食べれる人であれば、よほどのことがない限り普通に食べられると思います。何を食べるか迷ったときはソースカツ丼を注文すれば、それなりに満足できると思います。

個人的な感想ですが、とんかつを注文して肉が硬いと思う事がたまにありますが、ソースカツ丼を注文するとやわらかいと思うことの方が多いです。

そう、「それなりに満足・・・」とか「あまり不味い物にあたらない」といったのもソースカツ丼の特徴だと思います。
「ソースカツ丼を考える ②」では、その辺を考えたいと思います。

ソースカツ丼について皆様のご意見をうかがいたいと思います。

意見がある方がいましたら、n-mapのお問い合わせからお願いします。