中川村大草にある スイレイ こと「すいれい豆腐株式会社」に行ってきました。
坂戸橋を渡り竜東線を飯田方面に進んで行きます。坂を上りきって、橋の手前を右に曲がるとすぐに、すいれい豆腐株式会社のかんばんが左に見えます。そこを左に曲がると「すいれい豆腐株式会社」があります。
中をたずねると白髪がダンディな、社長の吉沢智弘さんが笑顔で迎えてくれました。
吉沢さんから「地元にこだわった豆腐を作っている」と教えていただきました。上伊那産の大豆のみを使った豆腐や、信州そば粉を使ったそばとうふなど、地元のスーパーなどのお店で買うことができます。
中には特殊なイベントなどでしか、今のところ口にすることができない「赤そば豆腐」、月に1回しか売り出さない、中川産の大豆のみを使用した豆腐、といったレアなものもあります。
現実の問題として、上伊那産の大豆や中川産の大豆を、品種まで指定して集めるのはとても大変なことだと教えていただきました。
色々な問題を解決して、やっとのことで地元産の安全で美味しい豆腐が、私たちの食卓にやって来るのだということがわかりました。
中川村の人が、東京の知り合いに、スイレイの豆腐を箱で1ケースお土産に持っていったら、「都会のスーパーで売ってる豆腐より、田舎の豆腐の方が美味い!」と言われ、大変喜ばれたと聞きました。
地酒という言葉がありますが、地元にこだわったスイレイの豆腐は
「地豆腐」
なんて呼んでも良いんじゃないかと思いました。
残念なことに、取材を行った日は工場が稼働していなく、豆腐が作られるところを見学することはできませんでしたが、製造設備と倉庫を見せていただきました。
倉庫では幸運なことに、めったに見ることができない「赤そば豆腐」を発見!
冬場に人気の焼き豆腐など、おなじみの製品が色々ありました。
先ほどもチラッと紹介しましたが、19年度産の大豆でできた、中川産の豆腐を食べるチャンスが後2回あります。
19年度は中川産の大豆が960Kg収穫ができ、その全部を使って8,000丁の豆腐を作ります。すでに7,000丁の豆腐は作り終わってますが、1月と2月で500丁ずつ作って、一般に販売されます。
1月9日に500丁の豆腐が、「チャオ」「田島ファーム」「JA南向」「玉谷」に分けられ、4つのお店で販売されます。
2月6日も同様に、500丁の豆腐が、「チャオ」「田島ファーム」「JA南向」「玉谷」に分けられ、4つのお店で販売されます。
まだ中川産の大豆を使用した豆腐を食べたことがない方は、このチャンスに食べてみたいですね。
すいれい豆腐株式会社
長野県上伊那郡中川村大草6586-1
TEL 0265-88-3017
FAX 0265-88-3019
http://www.valley.ne.jp/~sritoufu/
地元にこだわった豆腐を作る「すいれい豆腐株式会社」の紹介でした。
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