n-map通信　第８回　～小林洋蘭園～

園中を訪ねる生産者の小林千晃さんが出迎えてくれました。現在は栽培している洋蘭の一種であるシンビジウムの出荷が最盛期を迎えているそうで、ハウスの中は白やピンク、黄色など沢山のシンビジウムの花が咲いていました。11月～1月にかけて約2万鉢のシンビジウムを日本中に出荷するそうです。小林さんにシンビジウムの説明を受けている短い間にもお客様が数組訪ねてきました。インターネットなどで特別な宣伝はしていないようですが、口コミや以前贈物でいただいたことがある方などが、直接見に来て気に入ったものを買っていくそうです。生産現場に訪れて沢山の鉢からお気に入りのシンビジウムを見つけて、生産している人から直接買うということは、なんて贅沢なんだろうと思いました。

12月に伊那谷の自然に目をやると紅葉も終わり、乾いた空、葉が落ちて茶色になった山、その山頂に見える積もり始めのわずかな雪なんかが見えます。そんな中、日の光に反射してキラキラ光るビニールハウスの中では、色鮮やかな沢山のシンビジウムの花が咲いていました。クリスマスや新年を綺麗なシンビジウムの花で飾ってみるのも良いかな・・・なんて思いました。

小林洋蘭園
〒399-3702
長野県上伊那郡飯島町飯島3514
Tel　0265-86-2719

飯島町の岩間にある「小林洋蘭園」の紹介でした。