n-map通信　第７回　～風の谷絵本館～

素敵な風が通る伊那谷の飯島町にある「風の谷絵本館」に行ってきました。

広域農道を駒ケ根方面から飯田に向かって車を走らせると飯島文化会館入口の交差点があります。そこを越えてから注意深く←を見ると与田切に下る手前に風の谷絵本館の看板があります。そこを左に曲がると「風の谷絵本館」があります。

天気はあいにくの雨模様でしたが入口の扉を開けると高橋和恵さんが笑顔で迎えてくれました。絵本屋敷と呼びたくなるような感じの建物の中は、色々な空間があって子供の頃大好きだった秘密基地のような感じです。洞窟のようなギャラリーも見せてもらい一通り見たところで主の津金明さんとお話をしました。

津金明さんは「絵本と児童文学の架け橋が今はないんだけど、小学校卒業までに指輪物語とかを自然と読む環境があれば、ほっといても本好きになるんじゃないか・・・」と語ってくれました。テレビが好きな人、マンガが好きな人、ゲームが好きな人など色々な人がいますが、津金明さんは絵本や本が大好きなんだと思いました。風の谷絵本館を訪れての個人的な印象ですが、集った人同士が出会える絵本喫茶といった感じです。津金明さんも風の谷絵本館をやってきて一番に思うことは、色々な人との出会いだと教えてくれました。今後はインターネットを使ってイベントや絵本などの情報配信もしていきたいといった野望もお持ちのようです。津金明さんは60歳を過ぎても楽しいことを考え続ける笑顔が印象的なおじさんといった感じです。